痛風情報館

痛風・高尿酸血症の初期症状・原因・食事治療などの情報で、高尿酸血症を改善し痛風を予防しましょう

偽痛風の原因・誘因

偽痛風は、関節軟骨に沈着したピロリン酸カルシウム結晶が関節腔に脱落することで生じる結晶誘発性関節炎の疾患です。偽痛風は痛風と同じ結晶誘発性関節炎ですが、痛風の結晶が尿酸ナトリウムであるのに対して、偽痛風の結晶はピロリン酸カルシウム(CPPD)です。偽痛風の原因であるCPPD結晶が沈着する誘因ははっきり分かっていません。偽痛風の原因(誘因)としては、加齢や遺伝と関係があるといわれており、他の関節疾患(変形性関節症や関節リウマチ)、副甲状腺機能亢進症・甲状腺機能低下症などの病気との因果関係があるともいわれています。

偽痛風の原因(誘因)として考えられている加齢で偽痛風が起こるメカニズムは、およそ次のとおりです。
高齢になって肝臓の機能が低下すると、本来肝臓で分解されるピロリン酸が分解しきれなくなります。このピロリン酸が血液中のカルシウムと結合して作られた結晶は大きな関節の軟骨に析出沈着しやすく、結晶が膝の半月板や関節の滑膜などに沈着します。すると、白血球がこの結晶を攻撃して関節炎を引き起こし、関節の痛みや全身の発熱といった症状を引き起こしたりすると考えられています。

※偽痛風は、軟骨の石灰化を伴うことから、軟骨石灰化症(Chondrocalcinosis )と呼ばれます。また、CPPD結晶沈着症(ピロリン酸カルシウム結晶が沈着する病気)の一つの病態であることから、CPPD結晶沈着症(ピロリン酸カルシウム結晶沈着症)とも呼ばれます。

 - 偽痛風の原因症状治療

PC用

PC用

  関連記事