痛風情報館

痛風・高尿酸血症の初期症状・原因・食事治療などの情報で、高尿酸血症を改善し痛風を予防しましょう

痛風と診断する検査

痛風の検査としては、血液検査・尿検査・患部のX線検査・関節液の採取などの検査あります。確実に痛風と診断するには、痛風発作中の関節に尿酸血症があることを証明することですが、痛風の症状は特徴的ですから、痛風の診断だけならば、厳格な検査は行わずに痛風の診断基準を用いるのが一般的です。

痛風には必ず高尿酸血症が基礎疾患としてありますから、尿酸値を調べる検査が行われます。痛風の検査で大切なのは、痛風の症状に似た病気との鑑別や、痛風の合併症の有無の確認、痛風が尿酸産生型か排泄低下型かを調べる、などによって適切な治療方針の決定ににつなげることです。

痛風の検査

血液検査(血清尿酸値の測定)
高尿酸血症かどうかの検査です。7mg/dl超で高尿酸血症の治療対象となり、9mg/dl超で痛風発作の危険度が高まります。

血液検査(発作時の炎症マーカーの測定)
痛風発作(急性痛風関節炎)の時期には、一過性の血沈促進・CRP陽転・白血球数増加が起こり、炎症が収まるにつれて正常化するのが特徴です。

尿検査
○尿のph:健康な人の尿は弱酸性ですが、痛風患者では酸性尿を示すことが多いです。尿検査でのphの基準値は6.0~6.5で、中性が7、それより小さと酸性、大きいとアルカリ性となります。尿のphは動物性食物の摂取や運動直後にも酸性に傾きます。

○尿潜血:尿路結石では尿潜血陽性(顕微鏡的血尿)を認めることがあります。

尿酸クリアランス・クレアチニンクリアランス検査
痛風の原因になっている尿酸が増える原因と、腎機能が正常に働いているかどうかを調べる検査です。クリアランスとは排泄能力のことです。尿酸クリアランス検査は、尿中の尿酸濃度を測って尿酸排泄能力を調べることで、痛風の型が尿酸過産生型か尿酸排泄低下型かを区別する検査です。この検査は入院が必要になる事が多いです。
尿酸クリアランス検査と同時に行われることが多いのがクレアチニンクリアランス検査です。この検査は、尿中と血清中のクレアチニンの量を測って腎障害を診断するための腎機能検査の一つです。

画像検査(X線、超音波、CT)
○痛みのある患部のX線検査:骨や関節における尿酸塩による骨破壊を調べます。尿酸はレントゲン線の透過が良いので、尿酸塩が骨に沈着すると沈着部分の骨が欠けて見えます。

○超音波検査・CT検査(腎臓):腎臓内の痛風結石・尿酸沈着・腎臓の萎縮の有無を調べます。

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